トップメッセージ

これまでも、これからも
人と地球環境の未来を幸せに

地球環境を思いやるものづくりで循環型社会を創造し続ける。

私たちの使命は、大切な資源である「紙」を循環させて、地球の美しい緑と水を次の世代に残すこと。機密書類や印刷物、オフィスから出る紙ごみなどを回収し、再生紙100%のトイレットペーパに甦らせて企業や家庭に戻しています。

事業そのものが地球環境保全につながるだけでなく、焼却処分される紙の量を減らすことでCO2削減にも貢献。ほかにも、工場のボイラーの完全都市ガス化、工場内で作業するフォークリフトの電動化、工場から発生する全廃棄物のリサイクル、コーゼネレーションシステム(ガスタービン発電機)によるエネルギーの有効活用、工業用水を再利用する最新鋭の排水設備の導入など、さまざまな形で環境への配慮を行き届かせています。地球環境を思いやるものづくりで循環型社会を創造し続ける会社――それが、私たち鶴見製紙なのです。

首都圏にある製紙工場。
その立地メリットは計り知れない。

再生紙なのにバージンパルプに匹敵するほどのやわらかさや肌触りなど、高度な技術力が生み出す品質の高さに定評のある当社のトイレットペーパー。その商品力をも超える強みが、立地です。原料となる機密書類が多く発生する首都圏に工場を持つということは、森林の中でパルプ工場を営むようなもの。おまけに、トイレットペーパーは人口が多いところでたくさん消費されるため、消費エリアの真ん中に工場があるということになるのです。
また、当社は小売店へのメーカー直販スタイルで、これは中間マージンが発生しない両者win-winのビジネスモデル。小売店に対してスピーディに商品を供給できることも好立地のなせる技といえるでしょう。

働く人が自慢できる会社になるために。
設備と人への投資は惜しまない。

鶴見製紙では、労働環境の改善と生産性の向上を両立するため、最新の設備機械の導入や製造ライン・バックヤードのデジタル化を積極的に進めており、2023年10月には経済産業省の「DX認定事業者」の認定も取得しました。そこには、お客様との接点や社員間のコミュニケーションなど、アナログで残すべきものを守るためという狙いもあり、今後は、そうしたアナログでのコミュニケーションを強化していきたいと考えています。

これまでは、スーパーマーケットやドラッグストアなど、大手小売業への販売が中心でしたが、数年前から、企業や学校、病院、行政といった業務用の販路拡大に着手。機密書類や紙ごみを回収し、トイレットペーパーに再生して戻すというビジネスモデルを確立し、事業の柱として成長させました。近年は、ふるさと納税の返礼品に登録したり、自社のECサイトやSNSを開設するなど、外に向けたさまざまな発信も始めています。
一方、社内に向けて取り組んでいるのが、循環型社会の一翼を担う企業としての姿勢や取り組み、商品の品質など、自社の価値を社員に浸透させる「インナーブランディング」です。人や環境に惜しまず投資しているのもそのためで、業績や利益についてもすべて社員に公表し、それが自分たちの未来のために使われていることが実感できるようにしています。社員が誇りを持って働ける会社にすることが企業のブランド力を高めることにつながる――私はそう考えています。

企業価値観

『経営理念』

我が社はリサイクルを通してお客様の満足を追求すると同時に、
社員全員の物心両面の幸せを追求し、循環型社会の創造と地域環境の保全に貢献し続けます。

以上の3つを磨き上げ、
社員が夢の持てる会社にしていきます。